脚本・音楽のニック・ケイヴとヒルコート監督が語る『欲望のバージニア』の作り方
『欲望のバージニア』より (C)MMXI by BOOTLEG MOVIE LLC All Rights...
View Article「振付をダンサーの体にインストールする」SF小説をダンス化する大橋可也&ダンサーズ『グラン・ヴァカンス』
NADiff a/p/a/r/t『ヴィアント・ヴァカンス』より photo:GO大橋可也&ダンサーズの新作で、日本SF界を代表する作家・飛浩隆による小説『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』(早川書房) をダンス作品化した『グラン・ヴァカンス』公演が7月5日より開催。それに先立ち、プレ・イベント『ヴィアント・ヴァカンス』がアートショップNADiff...
View Article「クラブNOONの摘発に対し、なにかしなきゃいけないという使命感に駆られたんです」
映画『SAVE THE CLUB NOON』の宮本杜朗監督(右)と写真家の佐伯慎亮氏(左)六本木のクラブ摘発や、Let's DANCE署名推進委員会による法改正に向けての活動など、「風営法」を巡る議論が高まっている現在。風営法が取り締まろうとしているのは、いったい何なのか?その問題点とはなにかを考えるイベントが、映画『SAVE THE CLUB...
View Article18歳女子大生たちは『タリウム少女の毒殺日記』をこう観た「17歳の時に人生が全部ネタに思えてきて」
右より、三浦みなみさん、會川えりかさん、橋本まみさん、『タリウム少女の毒殺日記』土屋豊監督第25回東京国際映画祭で『日本映画・ある視点部門』で作品賞を獲得した『タリウム少女の毒殺日記』が公開。『10年代の幸福論』をテーマとして、『タリウム少女の毒殺日記』の土屋豊監督2010年代における「幸福」とは何かを語る企画。ライターの朝井麻由美氏、そして社会学者の大澤真幸氏との対談とともに、今回は番外編として1...
View Articleこの映画をアメリカ人が観ると、他国よりアメリカが偉いというアイデンティティがゆらぐんです
『ひろしま 石内都・遺されたものたち』のリンダ・ホーグランド監督日本のアーティストが60年安保当時戦争をどのように作品に描いたのか問い正したドキュメンタリー『ANPO』のリンダ・ホーグランドが、新作『ひろしま...
View Articleとがった主張をいれようと意識しているけど、間違えると炎上するから、バランスを意識してしまう
『タリウム少女の毒殺日記』トークイベントに登壇した朝井麻由美さん(左)と土屋豊監督(右)現在渋谷アップリンクでロードショー上映中、8月3日(土)よりシネマート心斎橋で公開となる『タリウム少女の毒殺日記』。公開を記念して、「10年代の幸福論」をテーマにトーク付きの上映イベントが渋谷アップリンク・ファクトリーで開催。ライターの朝井麻由美さんと今作の土屋豊監督が登壇した。『女子校ルール』(中経出版)の取材...
View Articleタリウム少女はsur(超えて)vive(生きる)ために徹底的に否定する
『タリウム少女の毒殺日記』トークイベントに登壇した大澤真幸さん(左)と土屋豊監督(右)渋谷アップリンクで上映中、8月3日(土)からシネマート心斎橋でも公開がスタートする映画『タリウム少女の毒殺日記』。公開にあたり社会学者の大澤真幸さんと今作の土屋豊監督によるトークイベントが渋谷アップリンク・ファクトリーで行われた。実在の事件を元に土屋監督が創造したタリウム少女と、オウム真理教や酒鬼薔薇事件との関連、...
View Articleただの原っぱを野外上映会場に変えたやみくもな情熱が、次の世代に受け継がれる
「星空の映画祭」会場の様子。"日本で一番星空に近い"野外映画祭「星空の映画祭2013」が8月4日(日)から25日(日)まで開催される。映画祭実行委員長の武川寛幸(むかわ・ひろゆき)が語る映画祭誕生から突然の休止そして復活までの真相。野外で映画を観ることに、子どもながらに『それヤバイじゃん!』って東京から特急あずさに乗り約2時間、そこからバスで1時間ほど走ると辿り着く長野県諏訪郡原村。人口7,000人...
View Article「日本はアメリカの衛星国家としてカモにされている、なぜ立ち上がろうとしない?」
オリバー・ストーン監督現在来日中のオリバー・ストーン監督が、2013年8月6日に原水爆禁止世界大会の広島会場でスピーチを行った。オリバー・ストーン監督は、歴史学者のピーター・カズニック氏とともにドキュメンタリー・シリーズ「オリバー・ストーンが語る...
View Article「ゴダールは俳優の表情を盗む〈優しい盗賊〉」ナタリー・バイ、巨匠監督を語る
出演作『わたしはロランス』が9月7日から日本公開となるナタリー・バイ(撮影:荒牧耕司)9月7日(土)から公開となる映画『わたしはロランス』に出演する女優ナタリー・バイがフランス映画祭2013の団長として来日、特別プログラムとして開催された「ナタリー・バイ特集」にてティーチ・インを行った。ナタリー・バイはアンスティチュ・フランセ東京でのフランソワ・トリュフォー監督の1978年作『緑色の部屋』、そして渋...
View Article「ケルアックの現代性とは、すべてを自ら探求しようとする欲望にあると思う」
ブラジル出身で、これまで『モーターサイクル・ダイアリーズ』などを手がけたウォルター・サレス監督がアメリカのビートニク・ムーヴメントの第一人者ジャック・ケルアックの小説を映画化した『オン・ザ・ロード』が公開される。映画化権獲得から約30年、製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラとサレス監督がタッグを組んでから8年の歳月が費やされ完成したという本作。制作前のリサーチ、脚本、撮影、配役そしてケルアック...
View Article「監督と同じことを考えているかどうかを確認するために、質問を怖がらずにすることがとても大切」
9月7日より公開『わたしはロランス』に出演するナタリー・バイ(撮影:荒牧耕司)これまでの作品3作すべてがカンヌ国際映画祭出品を果たし、2014年フランスで公開予定の最新作『Tom à la...
View Article「誰かが薬に対して良くない反応をしたことで刑事事件となるのは、実際に起きていることだ」
映画『サイド・エフェクト』のスティーヴン・ソダーバーグ監督スティーヴン・ソダーバーグ監督が「これが最後の劇映画」と、今後はテレビ製作などの分野に専念することを公言した『サイド・エフェクト』が9月6日(金)より公開。製薬会社や薬剤の蔓延という社会的なテーマをはらんだこの心理サスペンスについて、製作のきっかけや俳優たちとのコンビネーションについて語った。薬理学と法律がどんなふうに相互作用し始めたのかリサ...
View Article愛は全てを変えることができる?雨宮まみさん、犬山紙子さん、首藤和香子さんが語る映画『わたしはロランス』
左より首藤和香子さん、犬山紙子さん、雨宮まみさん特徴的な色使いや構成力を発揮するビジュアル表現や音楽の使い方の秀逸さ、現在24歳の自らと同世代の若者を主人公に愛や家族について語るストーリーテリングの力などで評価を受ける映画作家・グザヴィエ・ドラン。各国の映画祭で絶賛された『わたしはロランス』が9月7日(土)より新宿シネマカリテで公開されるにあたり、今作に共鳴するライターの雨宮まみさん、イラストエッセ...
View Articleロマンチックで、恐ろしいほどリアルな「愛」の描き方。『わたしはロランス』グザヴィエ・ドラン監督
『わたしはロランス』のグザヴィエ・ドラン監督 ©Alexandre de Brabant9月7日まで開かれている第70回ベネチア国際映画祭に最新作『Tom à la...
View Articleペドロ・コスタ監督、世界が抱えている問題を解決する手立てを考えるために今革命を語る
映画『ポルトガル、ここに誕生す~ギマランイス歴史地区』のペドロ・コスタ監督アキ・カウリスマキ、ビクトル・エリセ、ペドロ・コスタ、マノエル・ド・オリヴェイラという巨匠監督たちが「ポルトガル国家発祥の地、ギマランイスでどんな物語を語るか」というテーマで制作された『ポルトガル、ここに誕生す~ギマランイス歴史地区』が9月14日(土)よりロードショー公開される。今作は昨年の12月、第13回東京フィルメックスで...
View Article吸血鬼という運命を背負って生きてきた少女の葛藤をリアリズムに根差し描く
『ビザンチウム』のニール・ジョーダン監督1994年にトム・クルーズ、ブラッド・ピットを迎えた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で現代に生きる吸血鬼の葛藤を描き、その後の多くの〈ヴァンパイアもの〉に影響を与えたニール・ジョーダン監督がふたたびこの題材に取り組んだ映画『ビザンチウム』が9月20日(金)より公開される。ひなびたイギリスの港町を舞台に、永遠の命を生き続ける少女エレノアと彼女を支える女性ク...
View Article変わるのは物であって人じゃない─ゴンドリー監督が『ムード・インディゴ』に託したもの
映画『ムード・インディゴ うたかたの日々』のミシェル・ゴンドリー監督『エターナル・サンシャイン』などで知られるミシェル・ゴンドリー監督がボリス・ヴィアンの小説を映画化した『ムード・インディゴ...
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